国債発行

ギリシャが国債を発行した。喜ばしいことだ。日本は安定して消化しているようだ。

一般的に中銀が出来ることは限られている。ベースマネーの量までは制御可能な範囲だが、マネーサプライの量は主に融資による信用創造で増えると理解する。だから、融資が増える環境を醸成してもその先は民間の出番になるのだろう。

国債はこのまま安定消化を期待してよいのだろうか。逆に安定消化するためにはどんな状況が望ましいのだろうか。安定消化出来ない理由は考えられるだろうか。

札割れという状況以外に、安定消化ではないと認識すべき状況とはどのようなものだろうか。

どうしても札割れしか思いつかない。仮に未消化でも問題ない状況とはどのような状況だろうか。これも政府債務が少ないことしか思いつかない。

直ちに不安とすることも言えないから、懸念材料を主張するだけしか手段がない。このままであれば…という感じのことになる。

少し安心するのは、今後の日銀を国債というより財政と絡めて不安を耳にする機会が増えたことだ。

ギリシャに出来るなら、日本も出来るとするには因果関係が示されていないと考える。気分はわかる。

郵貯の枠を広げたりして準備する必要はあるかもしれない。

豪州との貿易が前に進んでTPPも前に進むなら、不安材料の払拭に一役買うと思える。六月を期待するか落胆するか期待せず落胆しないか、よくわからない。

脱力感を引きずっているようだ。