2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

規制市場

規制市場のあるべき考え方は、情報非対称性の解消問題と同質で、評価を唯一とせず多様化する枠組みで捉えることが望ましいと考える。従来の規制市場の捉え方を既存市場参加者の保護重視とするなら、その仕組みを破壊するような制度変更に対して抵抗するとい…

感性と要領

スキルとセンスの違いのような解説を読んで連想した。評価のために要領良く済ませようとすることが、結果的に評価以外の努力誘因を減退させたと考えた。情報非対称という問題がある。これ自体は深いものがあるが、上の話と類似することがあると思う。例えば…

健康産業

今朝のニュースで100歳を超える有名な医者が小学生に命の大切さを教えていると紹介していた。教えるというより、感じてもらうということに、重要なことが含まれていると思う。多分、命だけではないだろう。医療費を下げる方法の正攻法の一つは、予防だろう。…

サービス産業

今日のコラムも良かったけど、小さな一つだけ見方が異なる。そして、最後は政治家に読ませたい。小さな違いは、どちらが努力負担を負う必要があるか、の感覚だ。多分、どちらも努力すべきだろうが、言葉では、どちらかを強調することになる。つまり、平易な…

行動最適化

人間というより、一般化した知能として、行動の最適化を考えてみる。単純に評価の高まる方向への行動となることは想像出来る。では、その場合の最適化とは何だろう。また、その評価とは何だろう。一般化した知能にとって、評価も最適化も抽象概念でしかない…

中国に憐れみ

野党三党の年金の案は、ベタ記事に載っていた範囲では真っ当だから、政権は飲んで欲しい。多分、OECDの推薦する内容と大同小異だと思う。つまり、それだけ素直だと考えられる。その上で、中学生にもわかる説明資料を作って、関心を持ってもらうと良い傾向が…

わかりやすさ

他人に自分を理解してもらうという意味で考えてみる。二つの方向性があると考える。一つは他人が努力する方向ともう一つは自分が努力する方向だ。一体他人が努力する方向とは、どういうことだろうか。説明を固定していても、その説明を理解したいという欲求…

有料受け入れ試験

他社との協力には色々ある。長期的に密接な関係という意味ですりあわせという接点での協力関係は、それなりに支持されているようだ。すりあわせの関係は過去全く実績のない他社からみれば、参入障壁の大きな要因だろう。求める要件を予め提示出来ないから、…

最近の詐欺への対策

振り込め詐欺とか、未公開株の詐欺とか、色々な詐欺事件があるようだ。しかも、一旦少なくなったと安心したら、また増えたらしい。夢のような対策はない。資産がない人でも、無関係にはならない。手口が新しく増えるから、手口を紹介するだけでは安心出来な…

寄付文化

お金持ちの使途がどのようなものかは、わからない。しかし、寄付はそれなりにあるだろうと推測する。寄付をする動機は様々だから、ここで狭い範囲に閉じ込めることはしないが、寄付のその後の行方に無関心ということはないだろうとは想像出来る。つまり、透…

マーシャルのk

通貨供給量と国内総生産の比をグラフにすると、通貨供給量が大きくなっている傾向が読み取れる。最近の量的緩和以前から見られる。インフレもあるかもしれない。よくわからないが、金融市場の効率の悪さを疑う価値はあると思う。金融市場の効率とは、なんだ…

健康保険組合

ノーベル受賞者の利根川さんが日本版NIHを批判しているようだ。応用重視に対するもののようだ。応用重視か基礎重視かという話の流れとしては批判を肯定したい。利根川さんの主張する理由もあるが、政府の役割としての応用重視は民間の領域に立ち入るという意…

隣の芝生は青い

なんとなく、オーケストラと流行歌手のような違いを日本の会社に感じる。行儀の良さ、つまり会社の品位を落としてまでがめつく営利に走ることを避けるという見方の一方で、勝負どころを伝統的な場所においておく、みたいなところが、オーケストラに似ている…

小売り

小売り業界は大変だ。しかし、先端分野でもあるから、取り組みは勉強になる。売れ筋とか在庫とか、その筋で頑張っている人間にとって、目の前の成果と最先端の仕事を自覚するなら、目の前の仕事に追われている身の認識しかないので、どこか違う世界の話に感…

進化型スマフォ

マイナンバーが開始されるようだ。番号については、内部管理番号とは別に、複数の外部番号で利用することを考えて欲しい。内部管理番号が一切出ないことを想定している。外部番号は、利用組織毎に異なる番号にすれば、他の組織で利用することは不可能になっ…

事前開示

アイルランドと米住宅関連で、良いニュースがあった。財政再建一方ではなく、法人税もすごく低くしていることが成功の秘訣かもしれない。何かの試験として、一円玉の枚数計算の課題を考えてみよう。何をどのように考えれば良いだろうか。色々ありそうだが、…

中国の造反有理対策

運転自動化について、少し考えていることは、経年劣化対応、状況複雑時破壊時の保全、飛行機同様の状況履歴記録、暴走対策二重化、といったところで、その程度は考慮しているという話なら、少々安心する。中国の状況を新聞から整理する。あくまでも、情報は…

少子高齢化

中国の反対勢力がアラビア語で落書きしても、放置されているとか。読めないから、らしい。賢い。何かがおかしい。少子高齢化と言われてどのくらい経過しているのだろう。原因とかはっきりしていないが、納得する理由は、教育費その他の成人までの費用とそれ…

地方と税金

インドの有力首相候補が外国資本に開放的なことが良くわかった。来年5月までに決まるようだから、インドに注目だ。地方と税金について、少し考えた。方向感として、法人由来の税金は地方独自で、個人由来は全国の地方で個人単位で公平になるように再分配する…

経済学的実験と道徳教育

昨日の書き込みは、励ましの意味が強い。空回りしているが、それなりの高さが要求されているから、例えば、創業者並みの心構えを持った人間が考えるようなことだと思う。それだけの人材が投入出来るなら、政治的リスクを持って対策に励む人は自然と生まれる…

政治的リスク

自動運転については、法律の問題が大きいと考えるが、技術者の視点でどの程度考慮しているか、その熱意でアリバイ工作のような程度か、やはり腰を据えて取り組むか、を悩んでしまう。技術者視点では、品質や技術追求より、設計限界の追求の視点の存在がなけ…

職業訓練

成長率を上げるための一つに生産性を上げることがあり、生産性を上げるための一つに教育がある。ここでの教育は広い意味で、狭義の学校教育に限定しない。独学や仕事を通して学ぶことも含まれる。ある程度対象となる領域を共有すると、学習効果は高まる。独…

失敗事例集

色々な失敗や研究開発の中断、広げて事業の反省とか、その会社だけでなく、他の会社にも参考になる情報を収集すると、実は成功事例集より参考になるのではないだろうか。恥ずかしいこともあるだろうし、責められる心配もあるだろう。固有名詞を排除するか、…

日本語特殊論仮説

社内公用語を英語にしようと考えた人の話で、他の会社のフランス人も母国語より英語の方が取引には都合が良いと賛成していたらしいが、理由は、フランス語は厳格で契約時に詳細を詰める時間がかかるが、英語は比べたら曖昧なので、割と円滑に契約出来るとい…

ロボット対戦

ロボットを操縦する遊びが出来たら、遊びたいと思う人はきっと多い。遊園地の乗り物代わりになれば、人気アトラクションだ。遊園地の乗り物は、一回に多人数を運ぶから、一回当たりの売り上げは結構期待出来る。ロボットの場合は、一人で操縦するから、売り…

使用資源最適化

教育は、二つの見方があると思う。一つは、想定の知識を保有する過程としての環境適合を目的とする見方であり、もう一つは、受ける者の可能性を追求する支援を目的とする見方だ。前者の見方は、権力者の都合の良い人間を作り出すと見なされる危険性を孕んで…

既知と未知

影響ある人物の原子力発電への反対の意見は、現在見通せる技術で最終処理までの採算性を理由にしているらしい。それはそれで納得しやすい。しかし、最終処理での課題がある程度解消されたら途端に変わるかもしれない。一つ考えられるのは、超ガンマ線の照射…

最適値

最適値を追求する努力は、恐らく歓迎される。その際、追求の方向は定まってはいない。要するに、どの方向であれ、全力で努力する者を笑う人間は非難される。では、全力で努力するなら、どの方向でも良いのだろうか。それも変な話だろう。やはり、それなりに…

大域的最適化

良く読む雑誌に長寿企業の特集があった。理由の紹介があるが、ここでの解釈は経営や社員の判断の領域が大域的であることだと考える。企業の経営環境であったり、個人の最適化より所属部署の最適化であり、さらに会社全体としての最適化を評価軸として行動の…

英語一律化批判

解説にあった海外移転の雇用への影響は、海外からの移入で帳消し効果が期待出来る。机上では。直接投資の旨味がないなら、それを解消するのが本筋だと思う。長期で、輸入と比較して魅力がないなら、どこかおかしいと考えるのが素直ではないだろうか。税もあ…