2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

給与水準

今朝の新聞記事で部課長の他国との給与比較が載っていた。それなりに驚いた。円安もあるが、国際標準と異なる曲線であることも理由のようだ。給与水準は、高いほど魅力があるだろう。必ずしも決定的理由とは言えないが、国際市場を前提にするなら転職につい…

知識の蓄積

今朝の日経の経済教室で、景気循環の話題を解説していた。ほとんど賛成。特に、今までは企業が教育を担ってきたが非正規雇用が多くなった現在では社会全体が担うとする考えには大賛成だ。少し今朝の解説とずれるが、複雑化する社会ではせっかくの知識の蓄積…

原子力

原子力と言えば、核分裂か核融合による熱エネルギーを利用した発電と考える。勿論、震災の事故で大きく評価が変わったことを踏まえて考えてみる。多数の不安は、よくわからないことからくる不安によるものだと思っている。どの程度の数値なら大丈夫で、どの…

部分最適

政策を色合いの濃淡で分けて考える。ここでいう濃淡とは、限られた支持層を対象に突出した政策と、広い支持層を対象に無難な政策と分ける見方をさす。このことだけを取り上げると、濃い政策は部分最適で、淡い政策は全体最適のように見える。多数決の原理を…

政策の幻想

新聞とかの論調では、政策合意がないと野合と批判されているようだ。数あわせを批判する話の流れによるものと考えられる。この政策合意を過剰に意識する必要はないのではないだろうか。単に数あわせの批判が理由ならば、互いの政策を尊重して連携なり合流な…

好みの偏り

人間の好みは偏りがあると思う。実例として紹介する。音楽は歌のない楽器だけの演奏が好きだ。クラシックなら、交響曲が中心になる。定番ばかり。ベートーベンの1、3、5、6、7、9。あとは、バッハのトッカータとフーガとか、パガニーニ、ドヴォルザークとい…

冗長的生産

有名企業の幾つかは、ある程度自由な取り組みが許されている。多くは研究に費やすようだ。その成果を享受するから制度が継続されているのだろう。試行錯誤する仕事としては、研究開発が典型的だが、限る必要はない。目的達成至上主義とするよりも、その試行…

正論

正論というと、嫌われる傾向にあるようだ。嫌われる暗黙の状況とは、主張される側も同じ意見を元々持っているが、何らかの事情で正論を選択出来ないということがあると推定される。これはこれで事情を知らないで正論を吐く者を攻撃対象にしやすくする土壌を…

間違い

偉い科学者でも間違いをする。有名な話は沢山ある。ただ、復活することもあるから厄介だ。間違いと断定しないと先に進まないことが多い。ある面で仕方がない。しかし、間違いでないこともある。時間進行とともに情報は豊富になるから、早い段階の判断は間違…

歩行

人間の筋肉の半分くらいは脚にあるらしい。つまり、脚の筋肉を日常的に使って衰えを防止すれば、筋肉の半分くらいの効果は期待出来そうだ。もっとも、必ずしも脚の全ての筋肉が使われるとは限らないので、満遍なく鍛えるということにはならないかもしれない…

清涼飲料水

新製品の数では最も多いらしい。確かに、いつも何か知らない飲料が店頭にある。多分、長く生き残る品は少ないだろう。なんとなく、熾烈さを感じる。しかし、数十年前との比較で現在の飲料が圧倒的に支持されるという気がしない。飲み比べて区別出来る自信が…

委託とただ乗り

何かを他人に任せるという構図だけ切り出せば、委託もただ乗りも似ている。では、何が違うのだろう。代表的な違いは、制度として存在するのが委託で、正規の制度ではなく実質的に利用するのがただ乗りと言えようか。正規の制度のただ乗りの例は、すぐには思…

金メダル

オリンピックが盛り上がっている最中だから、少し考える。競技に対する見方は様々だ。事情に明るくて楽しめるなら、それなりに何がしかを考えるだろう。でも、満遍なく詳しい人はいない。詳しい競技と詳しくない競技があるだろうし、関心も濃淡を認めざるを…

沸点超え

液体が温度上昇し続けても、沸点で温度は停止する。このようなことは何かに似ている。中等国の罠という問題がある。これを融点とするなら、沸点は何だろう。まだどの国も迎えていないのかもしれないし、迎えていても認識出来ていないのかもしれない。現実に…

固体の発想、気体の発想

もう少し整理してから書き込みする方がよいだろうが、忘れてしまいそうなので、とりあえず書く。物事の認識と対応方法への発想は、類似性があると思う。固体の発想と気体の発想は、それぞれにおいて括れそうだ。違いを強調すれば、何がしかの理解が進展する…

液体から気体

温度が上昇して、気圧によっては低い温度でも気体になる。液体から気体で何が違うのだろう。固体に比べて気圧要因が大きい。これを何に擬して考えればよいだろうか。候補を幾つか挙げてみよう。上場とかの資本援助、広げて金融の環境、周囲の理解、制度から…

場の物理

固体、液体、気体とやってみて、ちょっと考えた。プラズマを自由電子状態とすると、先の三つの状態とは異なるという考え方とどれかと同じとする考え方があるように思う。単に自由電子とするなら、プラズマを含めて四つの状態とするのには無理があるように思…

固体から液体

昨日の続きだ。一人の人間を想像する。何かをしたいが、普段とは異なる行動であれば、周囲の了解はなかなか得られない。その周囲の了解を得られない状況だけをみると、固体と液体の違いのように思える。自由に出来ることが周囲の了解を得られなくて制約とな…

固体、液体、気体

水で理解しやすい。氷、水、水蒸気。そして、プラズマ?物理の話ではない。社会の動きの激しさをなぞらえると、温度が低い状態から、高い状態へ変化すると思われるが、温度だけの変化というより、周囲の流動性みたいな状態の変化に着目しようというものだ。…

国際金融協調

インド準備銀行ラジャン総裁の批判は、理解出来る。確かに、個人的に肩入れしたい気持ちはあるが、現状の国際金融の限界を認識することが最初と考える。もしかしたら、どこだったか忘れたが資本移動の制約を途上国とかには設けることもアリだとは思うが、凌…

一意解釈

仕事上、情報は的確に受け渡しする必要がある。従って、不明点は問い合わせすることになる。口頭でのやりとりで円滑にいかない場合があり、どのような理由があるかを考えている。大体の場合、相手は局地的に認識していて、それに対して広域の認識から情報を…

締め切り

期限ぎりぎりまで頑張ることは多い。色々理由はあるが、期限を守ろうとするのも日本人にありがちな感覚ではないだろうか。このような話は、夏休みの宿題に似ている。夏休みの宿題に追われた記憶はないが、忘れているだけかもしれない。ただ、夏休みの宿題は…

他人事

物事に全て通じる人間はいない。それなりに通じる領域と余り通じない領域のようにばらけることになる。その時点で濃淡の差がある。さらに、関係する者との関わり具合でも濃淡を生じる。さらに、と際限なく関わり具合を薄める要素を持ち出すことが可能になり…

劣等感

人間は優劣を感じる動物のようだ。いや、動物が何らかの優劣を感じているのかもしれない。だから、何か共通するものはあると予想出来る。何を対象に優劣を感じるかは、ここでは考えない。ただ、優越感と感じるものを失うと劣等感を感じると考える。他人を対…

ネットの友だち

フェースブックに代表されるソーシャルネットでの友だちは、現実の友だち以外の友だちを含む。つまり、実際には会ったことがない人も友だちに含まれる。現実の友だちでも、ソーシャルネットで知らない間に友だちになっていることもあるが、友だちを現実に限…

標準化

国際標準は色々ある。意義を認めるから、多くが関心を払う。よいことばかりだろうか。また、指導的な役割はよいことだろうか。一概に断じることは出来ない。しかし、参加者全員が同じ程度に努力するとは限らない点で疑念がある。つまり、標準の遵守を前提に…

稠密産業

簡単に言えば、際限なく開発が続き売れ行きが確実に読めることがない産業としよう。ほとんどの場合、市場は総量として安定している。要するに、消費の固定的な商品層を想像すれば、大体合致すると思う。対象が何かは、この際無関心としよう。代替市場を含め…

STAP細胞

ニュースで大々的に扱われている。多分、驚くべきことなのだろう。しかし、内容を理解してないため、驚きを実感出来ない。ただ、二点で考えたい。一つは、以前の書き込みで、高分子について変化の環境という観点が大事だと主張した。その主張と似ていると思…