2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

量的緩和策

米国もそうだが、金融の量的緩和策を実施中だが、効果については差があるように思う。日本の場合、貨幣量の増加、つまり、銀行の融資が伸び悩んでいる。増加の別経路として、ETFとかあるが、太くするリスクをどこまで許容できるか、怖さはある。だから、金融…

国会の拘束

今朝の日経新聞の経済教室で、国会のことが取りあげられていた。色々頷くことばかりだったが、なかでも政府側、つまり閣僚の拘束については、国際的な行動に制約となるから、緩和すべきと考える。恐らく、法案提出が政府側からのものばかりだから、提出責任…

日露戦争

対戦国は、植民地を持たず共産革命の前で、日本としてもかろうじて勝てたと考える。何が勝因かは、色々あるだろうが、調停の時期を間違えなかったことが最も大きいと思う。戦争は、勝ってる時は続けたいと考えるだろうし、負けてる時は挽回したいと考えるだ…

明治維新批判

あんなに多くの人に高く評価されているのに、批判するとは一体どんな了見だろうと思われるかもしれない。内容を批判したいのではなく、多くの参画意識がなかった点を批判する。どういうことかと言えば、ほとんどの世界的な革命は民衆の手によって権力を覆し…

意思決定

政治をどのように位置付けると考えるか。統治という意味合いが強いが、その決定の仕組みと捉える位置付けで考えたい。その意味では、政治に限った話ではない。つまり、各自の考えを一つにしなくてはならないという枠組みで捉えると一般化される。ある時点で…

基本志向その2

心理学や医学の最近の知識はある程度必要かもしれない。自分と違う人間を排斥するようなことにならないためと考えることはいけないことだろうか。同じ人間だと感じることが基本的なことだと思うことは、いけないことだろうか。この考えを強制しようとする意…

基本志向

世の中でもてはやされていること、それに合わせようとするか、背を向けるか、といった問いかけに、背を向けることは難しい。しかし、全てと考えるなら、少しは背を向けてもいいと思う。流行と変化で違うから、流行はともかく、変化に背を向けない程度に古典…

謙虚の存在

謙虚な気持ちにさせてしまう存在を考えてみる。謙虚になる理由は問わないが、状況の変化で理由がなくなる対象は多分望ましくない。例えば、立場が変われば、といった状況が変わることが当然だとすると、謙虚な気持ちにさせる理由が存在というより立場になる…

昇進システム

企業以外にも、昇進の仕組みはあると思う。暗黙のシステムになっている場合が多いように思う。例えば、お笑い芸人なども、視聴率や有名など、他にもあるかもしれないが、なんらかの評価で昇進とも考えられる。ただ、この場合は昇進の結果と評価が混然として…

憲法改正

憲法改正の議論には、色々な見方があると思う。だからこそ、議論するなら個々の条文よりも、前文を対象にすべきだろう。恐らく、単純追加になるだろうが、憲法が作られて以降の現代と将来の認識が盛り込まれ、変化と対応への考え方を明確に文章にすることが…

付加価値の源泉

付加価値の源泉の追求が企業の目的の一つということを否定できるだろうか。最大の目的は別に存在するかもしれない。しかし、予想外の要因で偶発的な利益を追求することと比較したら、納得できると思う。恐らく、現状に満足する方向で努力しがちな人間に対し…

寛容と世の中

公共という言葉は、publicからきてると思うが、世の中という言葉の方が内容を的確に表すと考える。世の中において、不適切な行動に目くじらをたてる人が多い気がする。この言も含まれるだろう。確かに、環境に優しくなかったり、社会貢献とは逆の行動だった…

起業時に撤退の話

時々聞き及ぶ、ある大手企業の創業者が、子会社を起業する時に、その会社の社長になる人に、その時点で撤退をいつするかを聞いたらしい。一応条件らしいことは、答えたらしい。確か、自己資本が底になったらと記憶している。答えた社長の話だ。その感想は前…

オズマ問題

オズマ問題とは、宇宙人に左右を言語だけで説明するという問題で、初めて聞いた時は、仕事で忙しく言葉の並び方で説明可能だとして深くは考えなかった。言葉の並び方での説明は、なんとなくずるい感じはする。似ている話としては、鏡の左右反対だ。通常の垂…

ビッグデータ

ビッグデータについては、簡単に言えば本来の目的とは別に集まっているデータを統計的人工知能的に解析すること、と考える。だから、二次情報ではなく、最初からビッグデータのためのシステムを開発するのは、もったいないような気がする。そして、収集方法…

経営者の視点

視野としては、会社から見た関係者として、株主、従業員、顧客、取引先、地域、金融機関、が大抵挙げられる。付け加えるなら、行政と業界組合、それに証券取引所、媒体、だろうか。時間軸としての、直面、今期、来期、長期、といった長さもある。研究開発、…

砂山のパラドックス

砂山の砂から、一粒取り除いても砂山で、一粒ずつ取り除いていって、最後の一粒でも砂山といえるか、というパラドックスを考えてみよう。面白がって似ている例を挙げてみよう。髪の毛を一本ずつ抜いてはげ頭。集合場所まで百メートルから、1センチずつ。老若…

年金

会社も年金の負担があり、軽減化で確定拠出型年金が次第に採用されている。参考になるのは、一旦破綻してから再生した企業の破綻前の年金と再生後の年金の比較。米国でも、国が関与した再生企業も同様。このことからも、会社の負担は結構あると考えた方が良…

経営者の視野

会社のトップは、必ずしも社長ではないかもしれない。しかし、とりあえず会社のトップとする。社長の関心は、社長によってまちまちだ。どこかだけが重要ということもなく、広範囲に関心を持つと良さそうだ。社長自身の役割とは限らないが、経営層としての一…

政策の視野

FRB議長の発言の解説記事を読んだら、新興国にも目配りしているようだ。議事録の開示もあるから、議論にものぼったのかもしれない。近くG20があるから、米国の緩和策についても話題になると予想されているようだ。本来的には、中央銀行は自国通貨の為の政策…

数学と算数が得意になる方法

どの分野でも同じで、得意になるならその分野に興味を持つこと、そしてちょっとした努力で成果が確認できること、の循環ができれば、楽しんで一層努力する傾向になる。大事なのは、義務感と苦手意識を排除することだけど、排除に意識が集中することも回避し…

馴染みの慣性

普段の行動は、周囲の環境に馴染んだ状態が前提になる。馴染んだ状態でないなら、何がしかの変化がある状態と言える。周囲の環境に変化がなければ、行動に変化させる動機付けに不足する。つまり、馴染みの慣性が働いていると考える。このとき、何らかの生産…

宗教、哲学、原理

厳密ではなく、倫理的なものを概略で区別する。代表的には、殺人と挨拶程度の作法を考えてみる。殺人も挨拶程度の作法も、宗教は神の教えとして、哲学は思想として、原理は何がしかの原理として、いけないこと推薦されることと扱うと考えてみる。神の教えに…

必要な多様性

「前」とは、全てに優先して唯一決められるものではない。従って、色々な「前」に基づく評価軸が存在し、そのどれを選択するのが適切かは、必ずしも判断材料が全て揃っているとは限らない。しかし、一方では、結果的に保留が最適だとしても、何らかの判断を…

他人の評価

他人を評価するとは、どのようなことだろうか。それに答える以前に、個別に何がしかの判断をしている事実がある。つまり、評価基準の前に評価判断が実際には存在する。これをどのように考えることが望ましいのだろうか。何らかの基準の設定を知らなければ、…

長期金利

一年を境に区別するようだが、コール市場の短期と国債10年ものの長期で考えている。金融機関としては、調達と運用に期間のリスクが生じないことが基本のはずだが、融資先も限られているせいか、国債で運用する実態がある。十年くらい前に金利が急上昇した例…

簡潔な情勢判断

中国の輸出先の欧州が債務問題で足を引っ張っているから、鉄鉱石等の資源産出国が低迷している。米国の景気は上向いてきているようだが、FRBの緩和策の出口付近で世界中の資金が動いて、活発な投資先の東南アジアを中心にした新興国の資金引き上げで通貨安の…

投資先の選考

大動脈と毛細血管の比較みたいに考える。十年前と十年後で、それほど事業に変化がないのか、変動が激しいのか、で大きく違う。例えば、鉄、自動車、洗濯機は、十年前と今と大きな差はないが、携帯電話機、ネットサービス、ゲームは、十年前と十年後では、か…

金融商品

基本的に自己責任で行うものだ。しかし、他人の意見も参考にできる。まず、考えるのは、資金の性格だろう。使途が明確な場合と余裕資金では、全く異なる。次に、どれだけ時間を費やせるか、だろう。要するに、それなりに学習に振り向ける時間が必要で、千も…

本屋大賞

毎回受賞作が話題になる注目の賞だが、本屋さんの店員の格を上げたと考えている。この賞ができて以降、新聞や雑誌に店員さんのお薦めの書籍の紹介が増えた気がする。身近な書店の店員さんにも、書籍の知識がありそうに思える。失礼なことかもしれない。少し…