2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

和算

インド準備銀行総裁の意見が雑誌に掲載されていた。ほとんど同意する。ただ、外貨準備が積み上がっていることは知らなかった。これはこれで内訳を知りたい。多分ドルが大部分とは思うけど。内閣が代わってインドに期待したい。分党のニュースがある。小耳に…

本塁打王の表計算

野球の本塁打の世界的記録を作ったある過去の名選手は、真面目人間で有名だ。そんな人でもパソコンを使う話になんか微笑ましい想いをした。私的行事の参加者をパソコンの文書に記録する作業を見かけた人が表計算を紹介したらしい。その後、その参考書を見な…

包括概念

自動車を運転することに通常は違和感を感じないだろう。また、歩行者として白線を踏むことにも違和感を感じないだろう。では、ガソリンを積んで事故になれば他人を死傷させる可能性があることを知っていたか、という問いにどのように考えるだろうか。また、…

安政の大獄

歴史の事実を正確に把握している訳ではない。だが、抽象的な認識が出来ると思う。この抽象的認識とは、反対勢力を弾圧して実権を強制的に行使するというものだ。歴史上のどこにでも繰り返される構図と言えよう。思うに大獄は明治維新と因果関係にあるのでは…

工程の領域固定化

製造業に限らず生産活動には様々な工程がある。領分とする工程の前後を視野に入れなければ、その工程での最適化が進行すると思われる。作業領域とする工程以外の経験が貧弱な場合、成果優先にしがちだから経験豊富な人間に任すことが多くなる。その作業配分…

自己肯定

売れっ子グループの事件で、そのイベントを紹介していた。誰かも裏切られたとか、そんな声があったらしい。交通関係の講習でビデオを見せられた。事故の被害者が加害者の印象を話していたが、態度が悪かったようだ。これらから直ちに何かを判断出来る訳では…

広義貨幣

ベースマネーの制御は中銀の責任範囲と理解する。マネーストックは間接的だが強力な影響下にあると理解する。国内を主に考えるなら、貨幣量は通貨量と同義になるだろう。しかし、実態を素直に認めれば国内だけではなく国際市場で考える必要があるだろう。ま…

貨幣の範囲

マネーとしては、現金+M2がよく使われると記憶している。マネーサプライと覚えているが、マネーストックとかと言っているようだ。そういう厳密な用語の使い方はここでは相応しくない。貨幣の類似は沢山あると思う。その類似を考える。貨幣を狭義で捉えるの…

状況固定の最適化

今朝の日経の経済教室は、言いたかったことを代弁してくれたような感じがする。思うに、哲学のような考えを他国に説明することが必要なのではないだろうか。国民に説明することは日本人を前提にしているから省略されていることが多くあると思う。その省略さ…

複雑分業化

昨日の日経の経済教室に賛成。筆者は以前時事問題で的確な応答をしていて好感を持っているが、その印象を除外しても、教条的鳩派への説得力ある解説だと思う。さて、ここ数回の続きのようなことを書き込もう。社会が複雑になってくると、生産においても複雑…

重視の相違

二者間で重視する対象が異なることが通常だろう。把握している情報が多い方が的確とは限らない。全体最適と部分最適という違いと、一般論と個別事情の相違のように、把握する情報を共通部分以外に片方だけが多く保有していると考えるなら、情報が多い方が的…

戦争の反省

戦争の反省という話はよく聞く。しかし、抽象的に反省とするだけで、何を反省の対象にして、どのような反省をするかは、聞こえてこない。反省だから反省すべきことがあるという前提だろう。戦争を起こさないことだけが反省すべきことなのだろうか。起こさな…

知識連合

知識と情報の違いを関連するか単独かの違いとしよう。つまり、関連する情報が知識とする。他人との疎通について情報を対象にするなら円滑になりやすく、逆に知識の場合は円滑になりにくいと考えられる。関連の組み合わせが異なることに理由を求められる。何…

脱法ドラッグ

どのような種類があるのか、化学が不得意なのでわからない。なんにせよ、豪華な料理を含めて飲食を娯楽性で考えることが理解出来ない。その話の前に、あるマウスの実験がこれらの否定的な考えに立ちはだかっている。報酬系を刺激するスイッチをマウスが押し…

伝道師

真実を理解しているが周囲は理解していないという状況で周囲に説明して理解してもらうという役割は、伝道師と言えそうだ。地動説と天動説は、その象徴的なものだろう。それ以外にも周囲が理解しないという歴史はあると思う。これを現代に置き換えてみよう。…

誤診率

ある教授が最後の講義で自分の誤診率を打ち明けたらしい。それを聞いて、一般人は多いと感じ医者は少ないと感じたようだ。誤診率の数値そのものの多少はわからないが、一般人と医者の感じ方については興味深い。日本の刑事事件の有罪判決の割合について、外…

フィリピン

今朝の新聞のベタ記事に少々驚いた。日本、ベトナム、フィリピンのいずれかとは戦闘状態になることを考えているらしい。その中でも有力候補がフィリピンということだ。日本とベトナムとの間ではレッドラインの確認目的かのような行動だが、フィリピンとの間…

緩和の絞り込み

昨日の日経経済教室は参考になる。一般住宅より商業施設の評価が難しいが、市場指標で十分に参考になるようだ。特に、バブル警戒には役立つと思った。量的緩和策は永遠に続くわけではない。直接的にはベースマネーの量が増える政策の緊縮側への変更は、現在…

形式の尊重

古典芸能は落語を含めてある程度の型があるようだ。落語は落ちがわかっているにもかかわらず、毎回受けている。お笑いのギャグは毎回同じことがするが受けている。正義の味方を主人公にするドラマは決めぜりふや決めのものでドンデン返しを毎回行う。これら…

複合危機

通常起きない危機が複数同時に起きることを考えてみる。例えば、異常ウィルスの流行と大地震が同時に起きるとしたら、かたや多数が同じ場所に集まることを避ける一方で集合場所が定められている。このように対応が考えられていても、相反することがあると思…

女の子の意志

しばらく前スーパーマーケットの飲み物売り場で小さな女の子が頑なな感じで立ちはだかっていた。多分すれ違った親子は女の子の母親と兄なのだろう。なんとなく状況が理解出来るが妙に印象的だったので今でもその売り場に行くと思い出す。多分、母親に何かを…

記憶の傾向

快適な記憶と不快な記憶では、快適な記憶の方が強力という試験結果があるらしい。また、快不快の記憶遷移もあるようだ。これを正しいと結論づけたとして、直ちに何かの判断が出来る訳ではない。しかし、記憶の傾向を認めて影響を仮定することは可能だろう。…

型形成の短絡化

型を作ることに対して報酬系が機能していると、有効な型を作ることより作ること自体に対して報酬を得ることが考えられる。これが短絡化ということになるだろう。現実世界で考えると、何かについて何かと定めるようなものだろう。表面的に知覚出来る事象を何…

型の形成

脳の発達は類似の経路を強化する型の形成と理解している。だから、外からの情報の要素に直結する脳の素細胞が型を形成して認識すると考える。その素細胞の型形成からさらに型形成していく幾段階もの型の積層で複雑な認識が可能になると思う。これらの形成方…

金利正常化後

まだまだ気が早いが、量的緩和が終了したら金利も正常化するだろう。その時のことを考える。出口について、ここでは問題なく移行する前提としよう。金利が正常化するということは、金融市場での貯蓄面と投資面で市場原理が働くと想定すると考えたい。つまり…

銀座

日本一土地が高いところと理解しているが、最新データの確認はしていない。銀座が賑やかになったのは、明治以降だから二世紀には達していない。日本の歴史からみれば、短い期間と言える。もし銀座に土地を所有していたら誇りを持っていたかもしれないし、賑…

太陽エネルギー

太陽が発生するエネルギーはすごい。しかし、地球に届いて人類が直接利用する分は極めて少ない。この枠組みで考えると、地球に届いていないエネルギーは計り知れない。水星付近でも相当のエネルギーが入手出来るのではないだろうか。光のエネルギーだけでも…

意思伝達

組織的な活動において、伝達すべきことを予め定めておくことは活動を円滑にする。状況が一定の範囲にあるなら、効率よくなるように無駄の削ぎ落としが行われる。つまり、実績として範囲外を無駄と判断することになる。この場合、その判断の適切さの根拠は実…

好みの自覚

はっきりとbiasと言い切れないことがある。好みについてはbiasとして距離をおくべきと考えている。何かの判断をするときに、どのようなことを判断材料としているか、その材料の豊富さを好む傾向がある。逆に貧弱で薄っぺらには危険を感じる。確かに経験上危…

巧拙と是非

よいとされることには、色々ある。程度も色々ある。発信する側と受信する側の解釈の違いもある。ここでは、巧拙と是非の違いに焦点をあてる。巧拙とは、どちらでも目的を達成するが、違いは効率のようなものとしよう。是非は、目的を達成するか出来ないかの…