2013-01-01から1年間の記事一覧

目利き

評価するとは、何だろうか。評価出来るとは、何だろうか。その観点で見ると失うかもしれない。評価が適切な場合の恩恵と、不適切な場合の不幸を比較すれば、適切であることが望ましいだろう。つまり、適切な評価の為に必要なことを考えると、恩恵は多岐に渡…

作法

宗教や儀式では、何らかの作法がある。大概は、その作法に従って行動するようだ。これはこれで、なんら何かを直接破壊することは考えにくい。このようなことが受け入れられる理由は、何らかの気持ちを表現する手段になるとか、形式だけなら負担が軽いとか、…

綱とり

来場所綱とりがかかる。頑張って欲しい。心の問題のような気がする。中日勝ち越しを当然のようにしていれば、安心して場所を迎えられる。しかし、前半で痛い星を逃している。それを心の問題と感じる。色々な考えが頭に浮かぶのは当然だが、目の前のことに集…

境遇

人間の欲求を数段階で表現する説は有名だ。しかし、その説は信じていない。その時点その時点で認識する状況が異なることが基本で、変化すると考えているからだ。例えば、固定的に人間の性質は変わらないと考えて、ある人間はある性質だからみたいな捉え方に…

靖国神社

微妙なので、まず立場を明らかにする。靖国神社について知っていること、というより認識していることを述べる。明治時代に維新の戦死者を弔う目的で建立して、その後戦死者と軍の死者を弔う目的になり、1978年の戦犯合祀から、中韓から問題視されている。維…

中国の改革派

今朝の新聞の元駐中国大使の解説に全面的に同意する。恐らく、中国国内の勢力分析にそれ程間違いはないと思う。現在の改革派の破綻は悲劇をもたらすことも、それに対する日本の協力も、同じ考えだ。中国の基本的な考え方は、シンガポールにならったものと考…

短距離走

最近のニュースで気になるのは、新興国の金融で、中国もそうだが、ベトナムの不良債権処理に注目する。先延ばしの最たるものと思うが、その行方を見守っているどこかの国がいるような感じがしてしょうがない。人事交流からの憶測かもしれない。今年のスポー…

清貧生活

清貧生活は消費を抑止するので、単純には勧められない。しかし、視野を広くして評価すると、経済効果があると考えている。仕掛けを説明しよう。単純な話ではないから難しいと前置きする。個人の生活をどのように過ごすかは、過ごす者の自由な判断と考えられ…

複雑化対応

何かの対応を一般化して考えてみる。単純なのは、対応を判断する材料が一つということだろう。では、複雑なこととはその判断要素が複数あるということだろうか。なんとなく納得してしまう。世の中が複雑化しているとは、この判断要素が多くなることとみなし…

ただ乗り

フリーライド、いわゆるただ乗りを考えてみる。何か都合のよいものを負担なく利用することと定義してみよう。利用を決める段階で、負担の大きさが左右することがある。負担が大きければ、敬遠される可能性が高まるだろう。つまり、利用されることを狙うなら…

鉄道の有効利用

ビットコインがニュースになった。中銀のトップからのコメントもあり、少しは関心を持つ。面白いのは、中国の反応だ。統制を意識しているのだろう。それにしても、恐らく出発は純粋に技術的な関心からの動機だろうが、ハイエクとケインズを連想するかのよう…

自分で考える

何かの結論を得るときに、自分で考えることをどの程度必要と考えるだろうか。あまりにも一般的な問いになってしまった。結論までの過程が自分の領分と認識するなら、自分で考えるだろう。結論によって、自分への影響が大きいと思うなら、自分で考えることが…

二大政党制

二大政党制を狙うらしい。それは、なんとなく支持されているようだが、どのような理由があるのだろうか。考えてみよう。極端に、二大政党制と多数政党制を考えると、その支持層と政策で判断することになるだろうか。他の判断要素があるかもしれないが、とり…

公正と公平

今回も言葉の意味はとりあえず置いといて、ここでの定義をする。公正は、予め定めた手順で決めた遵守事項に従ったことと考える。公平は、結果的平等と考える。この定義に従うと、公正では結果的平等は保証されないことになるが、その通りだと考える。また、…

直感と直観

言葉の意味は別にして、ここでは直観を直接認識することとし、直感を何らかの判断を論理的に導き出す方法と区別する判断の方法としよう。点や円をそのまま認識することを指すと直観であり、幾何基礎論のように点や円を捉えることと区別する。つまり、何らか…

平穏外交

今朝の新聞の入試についての意見は、全面的に賛成する。特に、最後の部分は大いに同意する。何となく理想論を幕内弁当みたいに詰め込んだ議論より、歴史的課題を共有することは大事だ。日本の対外発信力を高める動きに賛成する。日本の良さを厳密ではない感…

冬将軍

冬将軍と言えば、ナポレオンだろう。ナポレオンにどのようなものを見いだすかは千差万別だろうが、冬将軍に冬を象徴するもの以外を見いだすことは難しいだろう。象徴するものは別にして、冬将軍に傲慢を妨げる存在を見いだすことはどうだろうか。素直に頷い…

わからないことがわからない

北朝鮮の速やかな処置は、反対勢力を封じる狙いだと思う。そして、経済についての責任転嫁は、その関係者からの逃避を招いて、結果的に経済が落ち込む悪循環になると予想する。これからの経済の責めをどのように扱うのか、それが問題だ。独裁が進むというよ…

産業高度化

中国の金融自由化と為替幅の緩和は歓迎だけど、実効性を疑う。しかし、きちんと向き合うことは確かだから、その点は素直に認めたい。後は、軍がどれだけ温床に浸っているのか、その実態の程度が知りたい。産業は高度化しているから、国際競争は避けられない…

誤解の恐れ

社会保障の提議のベタ記事は歓迎したい。このような案件は政治の道具にしないで、粛々と進めて欲しい。中国の外国からの闇投資の封じ込めは難しいと思う。実質ドルペッグで、人民元の金利が高いなら、今の緩和で、資本移動しない方が無理なことだろう。もし…

北朝鮮

義理の叔父を失脚させた手法は、どのように考えれば良いだろうか。勿論、全て推測だ。映像まで公開したのは、封じる狙いだと思う。多分、相手は叔母だろう。それだけ強固ではないということだと思う。北朝鮮は、生産を向上する方法を順当な叔父が進めていて…

新人向け程度の課題

新人向け程度の課題を少しも進めずにいた経験者が複数いて、どのように理解すれば良いのか苦しんでいた。現在でも理解出来ていない。要求水準として、予め技術的課題の程度を示していたので参加者を期待していたが、余りにも水準に達していない面子だから、…

真珠湾攻撃

昨日のテレビ番組で、開戦前の情報戦を特集していた。なかなか興味深い。事実の収集も大事だが、分析と周到な活用も大事だと痛感する。政策決定者は冷静さも大事なのだろう。番組で注目したのは、チャーチルの新聞へのリークとその記事を利用したことだ。こ…

母への恨み辛み

基本的に感謝している。しかし、身近な存在では感謝するばかりとは限らない。近所との長いつきあいも、隣国との関係も、似たようなものだろう。感謝する話は沢山あり過ぎるから、ここでは触れない。では、恨み辛みの話をしよう。二つある。いや、覚えている…

疑い

信用の対称的な言葉は疑念だろうか。信用という意味で追求しても理解出来ないことが、対称的な言葉を追求して理解出来るかもしれない。上の続きとしてではなく、単純に疑念を考えてみよう。疑念とは、想定することと異なる可能性を想定することだろうか。事…

信用という感覚

昨日に続けてみる。信用する対象を人間と状況に分けてみよう。状況とは、市場とか道路とか何かの複雑な要素をまとめた状態のようなものを抽象的に表現した。分けた時に何か区別出来ることはあるだろうか。あるいは、区別する意味があるだろうか。昨日の話と…

信用

信用とは何だろう。何かを信じることだとしても、信じる心理状態を表現したものと素直に考えて良いだろうか。多数の支持を得ようとするなら、何か厳格な表現をすることが好まれるような気がする。そこに信じる心理状態が表れているように思う。厳格な表現と…

出口戦略

今朝の新聞に載っていた解説は、出口戦略が課題としていた。これも頷ける。しかし、難しい。インフレ率が期待通り2%程度になったとして、その時点の名目利子率が2%を下回る予想は難しいだろう。なぜなら、実質利子率が負を意味するからだ。短期より長期の…

長期短期

アベノミクスの解説が新聞に載っていた。明日も載るようだ。昨日は規制緩和が課題で、今日は長期が課題と解説されていた。どちらも頷ける。今年のノーベル経済学賞は、長期の見方と短期の見方のような説明らしい。要するに、同じものでも見方が違うと見え方…

評価の多様性

人事評価は難しい。だから、安易な年功に頼っている面があると思う。つまり、批判されても丁寧に個人評価に勤しむことが求められていると考えられる。では、この個人の人事評価を妨げる要因はなんだろうか。恐らく、不完全性が大きな理由だと推測する。つま…