2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

経営学の基礎論

数学には、数学基礎論がある。その経緯は、簡単に言えば逆理という批判に対する真摯な反応と思う。経営学は、一体何を目的とした学問なのか、とか、効果の検証とか、何がしかの基礎付けの必要性を感じないのだろうか。外部から見ると、経営考古学か、仕事修…

社会保険の会社負担

社会保険の会社負担は、大体半分だ。全額会社負担のところもある。だが、処理の違いはあるが、会社から社会保険までの経路の違いだけであることに気づくと思う。なんとなく、朝三暮四のような感じがする。社員からすれば、会社が負担してくれると思うかもし…

超短期不動産

こと消費がもてはやされて定着しているように思う。モノの購入よりサービス消費が増えているようだ。街を歩いても、小売りの店の数が少なくなってきて、サービスを売る店が増えてきた気がしないでもない。確かに、小売り店が近辺の大型店の影響で根こそぎ撤…

平準化

生産資本の効率を社会全体で考えると、利用機会の平準化が望ましいと考える。景気循環のような、経済の波は避ける方向の努力が好ましい。新聞コラムで、東京オリンピックの経済効果に疑問を呈していた。好みのコラムニストで、なんとなく共感することが多い…

長寿企業と伝統芸能

百年を超える企業が少なからず存在するらしい。伝統芸能も長く続いているようだ。勿論、何か共通するものを考えたい。長寿企業と先端技術の組み合わせには、やはり何か違和感があるが、決して否定出来ない。素直に伝統的な技術を伝承していると認めたいとこ…

研修事業

現在の企業活動では、会社独自の業務で社員を囲い込むよりも標準仕様の業務で必要な人材を必要に応じて確保する流れが強くなっているように思う。それは、新しい業務で方法が未確立という事情もあると推察される。既存業務においても、環境や品質、情報とい…

新興国の歴史

日本の歴史は、それなりに古い。世界的には、もっと古い歴史がある。しかし、古くから継続的に歴史を刻んでいるという意味では、日本は誇れると思う。現在の世界では、最近になって民族として歴史を刻み始めた国もある。いわゆる日本史に相当する授業はたど…

宗教いいとこ取り

体系としての宗教と、断片的に宗教の一部を取り上げることと、色々と見方はあると思う。真理という見方をすると、少々路線違いがはっきりするが、人間のものの考え方を確認するという見方をするならば、対象となり得る。なぜなら、やはり信じられることの構…

米国FRB議長候補

元財務長官の辞退で、もう一人の有力候補にすんなり決まるかと思いきや、なんだか、ぐずぐずしている。色々な観測記事がある。中でも、納得できるのは、複数との協調作業より独断的行動にホワイトハウスが懸念しているというもの。比較として、前財務長官の…

情報産業開放進化

過去の王者企業の歴史から、読み取れることがある。勿論、勝手な感想だ。ハードもソフトも囲い込んだIBMのかつての戦略は、大型汎用機を中心にしたものだった。今から見た性能はともかく、一台の汎用機の価格からすれば、ソフトウェアの価格は軽く見えたかも…

量子的解決

問題発生の回避策も、勿論必要と思うが、問題を皆無にすることは困難だ。むしろ、積極的態度は問題を多数発生させる要因だろう。問題の解決は、難しい。多数の一致点を見つける困難が理由とも言える。では、多様性を前提にした解決方向を考えてみよう。冥王…

極小起業

経済成長に必要なことに、生産性向上と起業がある。勿論、その他の要因も無視できない。生産性向上に必要なことと起業に必要なことが、重複することがある。既存企業の新事業という意味もあるが、既存事業の生産性向上と重なることを指した。大きな枠組みで…

取引従属金融

現在の間接金融の主流は、企業への融資と言える。個人への住宅ローンも個人への融資と言える。ノンリコースローンのような、企業や個人と独立した融資は増えてはいるが、主流とは思えない。企業や個人とは独立の、取引に従属する金融は管理が煩雑だが、リス…

信用非創造

取引の片側である貨幣の裏付けを常時持たせると、片面のリスク回避となる。裏付けとなる貨幣の存在と取引を結びつけるならば、取引の増大は見込めるだろうか?片側は減少要因で、もう片側は増大要因と考えられる。では、減少となる片側の増大の為の取引に結…

限定委託

取引の量の増大を考えると、取引の決断の自動化が必要とされることが理解できる。売り側から見れば、いつでも同じ条件であれば自動化は可能だろう。一応、取引の増大は見込める。買う側はどうだろう。買う時点で判断することを前提にするならば、購入条件の…

小口化分散化

リスクに注目すると、分散化すると全体からみると影響は緩和的だ。リスク集中は、避けることが基本的な対応だと思う。つまり、一つの債務からみると債権者が多数であることが望ましいということだ。流通速度の観点で、債務の小口化は避けられない。つまり、…

流通速度

通常流通速度は、貨幣を対象にする。つまり、取引の量と数の乗算になる。経済指標には、色々あるが、そのほとんどは貨幣単位だ。つまり、流通速度を上げることは、そのほとんどの経済指標を改善する。この理解は、流通速度を目安にすれば、相当の効率を高め…

直接金融

直接という言葉は、間接と対比される。言うまでもなく、間接金融は銀行が代表的でた直接金融は証券が代表的だろうか。証券は、証券会社だけではない。一旦発行された証券は、市場で取引されると解される。どちらが良いか、という話ではない。金融機能が発達…

軟着陸

中国首相の発言で、金融の問題を軟着陸させるような自信を示していた。本当に確信ある発言なのだろうか。首相として、不安を招く発言ができないだけだろうか。どのように解釈すればいいだろう。仮に、確信がなく立場上としての発言ならば、ある意味では安心…

量的緩和策の出口告知

5月頃、米国FRB議長が量的緩和策の今後のような発言をして、市場は少し過剰な反応を示した。米国のエコノミストの発言を日本の新聞で読むと、議長の発言を適切と考えている例にはお目にかかっていない。不評のようだ。だが、発言内容はFRBでの議論より穏当…

真夏のオリンピック

2020年東京オリンピックは、夏の真っ盛りに開催する予定のようだ。どうも、開催に合わせて広島・長崎の原爆祈念が理由のようだ。連想するのは、国内で進化したガラパゴス携帯電話や、少し前のなんでも揃った特徴のない自動車とか。要するに、あれこれ詰め込…

身近な存在

日常で接触する範囲を身近な存在と考えて、当人からみると当人を好ましいと思ってもらいたい者たちと考えられる。人間は、社会の中で生きていく生き物で、社会から認められたい、或いは、認められるべきと考えていると思う。その範囲は様々だろう。金メダル…

n^2と(n+1)^2の間の素数の存在

任意の素数階乗の剰余を考えると、その素数の次の素数があることで、素数階乗では、素数の間の最大は、高々その次の素数である。また、その素数の二乗n^2と、(n+1)^2の差は、2n+1となる。また、全ての自然数で2倍以内に素数は存在する。これらから、2以上の…

巨大事故

巨大事故を考えると、何を念頭におくだろう。実際の被害の大きさで即座に浮かぶ事故だろうか。飛行機や船舶、高速鉄道、自動車の交通関係や、工場や発電所の産業が想起されそうだ。忘れてならないのは、通信と金融だろう。大きな河川の上流での環境汚染事故…

事実と真実

人間が認識できないことを含めた真理をここでは真実として、人間が実際に認識出来たことをここでは事実とする。つまり、全体像が真実で、全体のある一部が事実みたいなものだ。昔、鳥の色の逆理があった。鳥の色で鳥の種類とするもので、それを聞いてどうし…

福島第一原発処理

今朝の日経の大機小機に賛成する。東電から切り離して、国もしくは新組織による対応にすることだ。数年単位どころか、数十年単位で考えるならば、やはり本格的な対応が望ましい。長期間の仕事ならば、そこで培われた知識や経験は、ある程度の範囲で共有すべ…

国債

今のところ、順調に消化されている。ほとんどが国内で消化されているから、不安視する見方は少ないが、保証されている訳ではない。もし、消費税増税が中止されたら、という仮定の話では、懸念を主張する声は良く聞く。これだけの発行量ならば、懸念を否定す…

黒人

今では、黒人が迫害されていたとは、本の中の歴史のようなもので、実感を持てない。半世紀程前のキング牧師の演説は、歴史だ。だから、という訳ではないが、現在当然と思うことも、しばらくしたら、当然と思わないかもしれない。街中で当たり前のようにあっ…

予断

人間は経験の範囲でしか理解できない。他人の考えを理解する時も、これはあてはまる。効率的に理解しようとして、逆に効率が悪いこともある。その典型例が予断だろう。ある程度の枠組みを予め準備して、情報を取得したら、その準備された枠組みで理解しよう…

仕事

仕事という言葉を別の言葉にすると、何になるだろう?事業、業務、作業、ビジネス、と色々ありそうだ。日常的な意味では、業務とか作業になるだろうか。つまり、朝の出勤の時に、「仕事に行ってくる。」の仕事は、日常的な意味で使っていると思われる。雇用…