鳥の鳴き声

脳内概念の発達の仕方は脳のある脊椎動物に共通すると考えられる。鳥も同様で、関心の方向に脳内概念が発達するところも同じと考える。鳥に気づくことは、鳥の種類と鳥の鳴き声が組になっているような点だ。これを直ちになんらかの結論に結びつけるほど因果関係を見いだすことはできない。ただ、鳥は種類に関わらず鳴き声に重大な関心を持つという仮説をたてることはできる。その仮説通りなら、他の種類を含め鳥の鳴き声と一般音声では脳の活性に違いがあることで傍証となると考える。そして、この活性の違いが関心の度合いと考えられるほど顕著であれば、検証の積み重ねを経てないという意味では危険だがその先の仮説を考えてもいいかもしれない。つまり、飛躍して一般化すると重大関心事項においての違いは属する種類の違いを認識させるのではないかということだ。この飛躍した仮説は極めて危険な説だ。取り扱いを間違えると重大な問題を引き起こす。一度戻ろう。鳥の鳴き声は種類を分け隔てると考えられる程顕著である。類似例や原因を考えることも何か得られるかもしれない。交配の可能な範囲か否かは重要な点だろうか?可能な範囲の確認は研究されているのだろうか?聴覚はどうなのだろう?鳴き声の使い方に違いはあるのだろうが、種類の遠近との相関もあるのだろうか?鳴き声を人間の聴覚可能な周波数だけではいけないかもしれない。録音には、高周波や低周波も含める技術が必要かもしれない。録音機器が人間の可聴域に特化して経済的になってしまったのは皮肉かもしれない。録音の周波数については鳥に限定されない。研究の観点では必要になりそうだ。いや、聴覚だけではない。紫外線を含む録画が必要だと思う。なにしろ鳥や昆虫は紫外線が見えてるらしいのだから。