短期はプロ

短期で投資を回収するのは、プロだ。特に、システム装備は必須だろう。プログラム取引とか、素人は委ねる手段しか残されてないと思う。

素人の投資は、長期だろう。直近の情報で左右されるなら、考え直した方がいい。情報は広く収集しても、全てが判断材料とも言えるし、特定の一部が判断材料とも言える。実際に投資する前に、何に関心を払うか、確認しておくと客観視できる。

株主が長期保有の個人投資家が多くなることは、歓迎すべきだろう。短期狙いは、企業にとって好まざる株主が多いからだ。

投資の視野が長期なら、その他の関心も同様に長期視野も持てるように思う。少し、ものを引いて見る習慣があるだろうからだ。そういう、考え方の習慣が結構社会的影響が大きい。直接的でないから、因果関係を意識することは難しいと思う。

ものの判断がばらけることは、安定の基本だと思う。ばらけずに、どこかに集約されることは、不安定要因だと考える。FRB議長の発言で市場が大きく変動するのは、短期重視が多いからだ。同じ手口なら市場の変化の始まると予想する時期にいち早く着手するプロが多いということだろう。経済指標やIR情報も同様だ。

そういう情報を重視する手間は、プロにはかなわない。

市場に限らず、長期重視や判断の多様性は、安定の根幹だと思う。