人力発電

今年の百人を雑誌で特集していた。印象に残るのは、日銀総裁へのコメントだ。違和感がない。しかし、外国人ほど冷静に見ることが出来ると改めて感じた。

今の景気が良好とするなら、金融緩和による円安効果と思うので、良好な時に改革すべきだが、それが明確ではない。今年の半ばで出るものに期待するしかない。ということは、それであらかた評価されるということだろう。

人力発電というものがあってもよさそうに思う。勿論、実用を主目的ということではない。発電力はそれほど期待出来るものではないだろう。

しかし、健康の為の運動のエネルギーを無駄にするのは、もったいないと思う。洒落のつもりで始まっても構わないから、試して欲しい。もしかしたら、既に始まっているのかもしれない。

動かない自転車のようなものが真っ先に浮かぶ。一人用で安価なら、家庭への普及も期待出来る。ただ、発電の利用先が問題かもしれない。蓄電池との併用とか複雑になると敷居は高くなる。

原発程度の発電力相当の歯車を回すのには、一万人くらい必要になるかもしれない。それでも足りないような感じがする。勘では、競輪選手が全力で同等のような気がする。

だから、実用としては難しいだろう。それでも、電力消費とか健康とかへの意識向上には期待出来ると思う。

洒落というより遊び感覚なら、純粋に健康目的より参加者は増えるだろう。点数化したり、貯めたりして遊べるみたいな感じが念頭にはある。

蓄電池との併用は、野外活動に使える可能性がある。停電とか様々な活用状況が想定出来そうだ。宇宙も含まれる。宇宙では、筋力維持を主目的にするから最初の活用場面になるかもしれない。

健康保険の優遇策みたいなものとするなら、活況もありえる。一部の症状に対しての義務的処置とかも考えられる。

短時間でも相当の運動をしてもそれほどの発電量ではないと体験すると、電力消費量が抑止される効果はかなり期待出来る。それは色々な意味を持つかもしれない。改めて文明を考えるきっかけになるとか、の意味でだ。

身体に含まれるエネルギーは大きい。でも小さい。