恒温維持

仮に哺乳類を高等進化とすると、体温一定を維持することは進化に必要なのかもしれない。臓器とかその温度が適切なのだろう。

社会の進化にも恒温維持のようなことが必要なのではないだろうか。その仮説を進めよう。

物流と交通は似ているが、括って物流としてみよう。その物流が一定のようなことは何かに適切なのではないだろうか。

物流の平準化は何かよいことがあるだろうか。勿論ある。頻度の安定は使用資源を最適化すると予想するから、他の用途に供されるだろう。また、生態系と考えると、系の省力化が期待出来る。

物流以外の平準化も同じような効果が期待出来る。つまり、平準化は様々な恩恵が期待出来るだろう。

とするなら、平坦と逆に波を作る動きを回避することは歓迎すべきかもしれない。例えば、連休のような国民全体の移動がなければ、何かの省力化が期待出来ると考えられるだろうか。

例えば、入学は同じ時期としても、卒業は随時とすることは考えられないだろうか。入社にまつわることも随時にすることも含まれる。

消費税の増税幅も、0.1%刻みなら平準化と考えられるのではないだろうか。

多分意識していないだろうが、道幅とか車幅が一定内に収まっていることで恩恵を享受していると思われる。そのような無意識に平準化されていることを敢えて平準を崩す誘因はないから、恐らく維持されるだろう。

当たり前と考えていることを崩す誘因は改変後の恩恵だろう。つまり、恩恵を実感として予想出来るなら、改変はあるかもしれない。

ということは、実感として予想出来る何らかの力を身につけると変わりえるかもしれないのだろう。

同期の桜は崩されるかもしれない。