娯楽性

楽しみの対象には個人差がある。千差万別で、どれが適切とか、そのような無粋な話は似合わない。

他人と共通する楽しみは倍増することが多い。大概は他人に迷惑をかけないが、迷惑になることもあるから世の中難しい。

多い例は音量だろうか。楽しめる人と騒音に感じる人がいるから騒音に感じる人にとって迷惑になるだろう。

ただ、迷惑というだけで直ちに非難する姿勢になるのも無粋な気がする。ある程度許容するゆとりが欲しいと思うのは勝手だろうか。許容に甘える気持ちが許せないことも理解出来る。なかなか難しい。

そんなことで、部屋の中や自然の残る野外のように、他人の関与をほとんど無視出来る環境は安心する。まあ、楽しむなら、それなりに負担が必要ということだろう。

机の上で出来ることは、制約が少ない。そんなことも楽しみ方として考えてもよいかもしれない。

どんなところでも、どんな対象でも楽しめる器用さも必要かもしれない。雑食性の強さに通じるようだ。