脱法ドラッグ

どのような種類があるのか、化学が不得意なのでわからない。なんにせよ、豪華な料理を含めて飲食を娯楽性で考えることが理解出来ない。

その話の前に、あるマウスの実験がこれらの否定的な考えに立ちはだかっている。報酬系を刺激するスイッチをマウスが押し続けて、飲食も忘れてしまうというような実験だ。報酬系の前に最低限の欲求も意味をなさないという事実は衝撃的だった。

この実験から学んだのは、直接快適と知覚することに対して批判的にみることだ。快適と感じる対象は直接感じることに対してではなく、様々な文脈で語られる様々な経験に根ざした複数のものによるのだろう。

だから、単純に感覚を刺激するものに魅力を感じない。

という前提で脱法ドラッグを考えると、砂糖の類とどこが違うのか理解出来ないという単純な点に批判的になる。

体験しないとわからないというなら、超高層ビルから転落する体験もしないとわからないと同じように聞こえてしまう。

豪華な料理も、美味しさの表現をどのようにすれば豪華になるだろう。金額換算は手っ取り早い。百万という数は象徴的な数と思う。しかし、手料理も豪華の象徴だろう。

評価というものは難しい。どのような軸が適切なのだろう。これはこれで答えは用意しているが、今回の話からかなり離れてしまった。

今日も飲んでいる。化学は不得意だ。それはそれだ。

自身の報酬系が評価するものは何か理解しているだろうか。単純ではなく複数の様々な要因が報酬系を刺激しているなら、惑わされないかもしれない。

匂いの正体は個別の分子成分だろう。匂いとして認知しないが分子として認識しているのは、名前を忘れた。が、特に異性から感じるようだ。それが惑わされる原因と考えられる。

自身の体験という歴史を踏まえて刻み込んだ記憶の連合が報酬系を形成することが旦那衆の娯楽の正体と推測する。だから、芸術に理解がある貴族とかが生まれるのだろう。

さて、どのような方向に進んでいるのだろうか。