自衛隊

昨日、自衛隊の特集番組を視た。この番組で直接の感想というものは特にはない。しかし、自衛隊について考えることを述べる。

国内では、自衛隊より強い武器を所持する組織はないという点で、武器を奪われて悪用される事態は避けなければならない。当然のことだが、奪われない防御と奪われても使用不可となることを考える。

国外への侵略を行わないという憲法を遵守することは当然だが、軍政の能力を育成しないことを意味するものではないと考える。つまり、通常進出すると軍政を敷くことになるので、進出=侵略という解釈によって、軍政教育課程を停止という状況が予想されるから、そんな理由で教育しないことが正当化されるものではないという立場だ。

歴史の教育については、他国の歴史も対象にすべきで、第一次大戦キューバ危機も題材になると思う。

大切なことは沢山あるが、意思というものをどのように考えるのか、恐らく、類義語として、自尊心、誇りといった言葉のような心情を奥に秘めるようなことが求められるように思うが、平常心として保てるように科学的な準備が必要と考える。つまり、心情のようなものの制御については、個人の精神に委ねられやすく、とかく表面的に終わってしまう懸念があるので、実際的に効果が期待出来るような、環境を用意する必要を感じている。特に、張りつめた気持ちは長く保ちにくいから、交代なりなんなりの工夫が必要ということだ。

将官教育については、米国での研修があると記憶するが、他国との交換教育も必要だろう。課題になると思われる。

一般人の見学の敷居を低くする意味はあると思う。国民も勿論だが、一般公務員こそ重要と思われる。職制交流はあるのだろうか。

幕僚幹部や司令官は、百年後より早い時期に歴史の記録の意味で、様々なものを残しておくべきと考える。
か関心の対象が現在になることが多いからこそ、長期視点で歴史的に評価されることを望む。

多分、その視点があれば、大概の冷静沈着な判断を失わずに済むと思う。