結合施設

円安が進んでいる。エネルギー輸入の削減要求は高まってくると思う。もっとも、円安の抑制は別の手段もあるから、直接に輸入増加を敵視するわけではないだろう。というより、かなり前から米国の量的緩和策を予想して対応していなかったとしたら、何かの努力が不足していると思う。単に、対応の情報に触れてないだけかもしれない。その意味では、決済が現物の動きに先行している可能性はあるかもしれない。

さて、リゾート施設の話だが、なんというか、賭け事は胴元だけが儲かる仕組みという思い込みから、真剣に考える気力にならなかった。だが、真面目に考えると、賭け事というより、新作のゲームという見方をすると、少々魅力的に感じられる。

既存ゲームも勿論あるだろう。しかし、例えばロボットでの対戦ゲームを想定すると、遊び自体の魅力もあるが、ロボット技術の進化に貢献する可能性があることに気づくだろう。

また、人工知能同士でのゲームは、様々に考えられるだろう。将棋や囲碁、マージャンというものもあるだろうが、一週間での株式投資の成果競争も考えられるだろう。枠を狭くしているのかもしれないのだ。

これらは、別段賭け事の対象にする必要はないが、対象を禁止する必要もないだろう。切り離して考えられるということだ。

面白いと感じて集客力があるものを考案すれば、それだけで価値があるのではないだろうか。恐らく、際限のない向上がありそうなゲームが持続的な集客力があると思う。

そして、周辺技術は、さらに周辺への展開が期待出来るから、集積効果が期待出来ると思う。つまり、上ではロボットや人工知能を技術の核としたが、それに限定する必要はない。自動運転技術のミニチュア化とか、様々な核技術の可能性を模索してもよいのではないだろうか。

要するに、産業や家庭向けという実用を目的にすると収益性の敷居が高いが、開発工程に近い遊戯目的なら敷居が低いと予想するということだ。

もっとも、参入企業が増えることで市場の競争は激しくなることも考えられるから、参入の判断は難しいかもしれない。

そんなことまで想定して制度設計すると、かなり複雑になるから後回しされることが予想される。いや、逆かもしれない。賭け事への敷居が高くて、賭け事以外なら着手しやすいかもしれない。恐らく、集客力の見込み次第になりそうだ。

ミニチュア化での対戦ゲームは、多分実際に行われているのではないだろうか。ローカルルールで遊んでいるなら、例えば、協会ルール化することで国外からの参加者も勧誘出来るかもしれない。

なんか、マンガのこち亀に出てきそうな話が現実的になりそうな感じだ。というより、ローカルルールの共通化の場を提供することだけで走り出すのかもしれない。

ん?ディープな世界の話なのかもしれない。それを敷居を低くすることが求められているのだろうか。わからないが、なんとなくディープな世界の人たちが素人向けに敷居を低くする場を作るなら、なんとなくそのまま自然と進んでいくような気がする。

もし、そんなディープな世界の話なら、公的介入は最低限が望ましいと思う。というより、公的介入の要望の準備だけでよいのかもしれない。

公的な場での話し合いというより、そんな人たちを想定して意見を聞く機会が必要なのかもしれない。

意見を聞く機会としては、この話に限らず様々な経路が必要と思っているが、それは別の機会で話そう。